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予防歯科

予防歯科|越光歯科医院|神奈川県伊勢原の歯医者・歯科|駐車場完備

当院の予防歯科の特徴

当院は”かかりつけ歯科医機能強化型診療所”として厚生労働省に認定されております。
全国約6万8千件強ある歯科医院の中で約10%の歯科医院しか認められていない医療施設になります。(H30年度データ参照)
認定には、色々なハードルがあり申請条件を満たした歯科医院のみ認められます。

かかりつけ歯科医機能強化型診療所とは、かかりつけ医としてむし歯や歯周病予防、メンテナンスに積極的に取り組み、口腔内の機能を全体的に把握し管理を行う、また必要に応じて対応することができる歯科医院です。

この医療施設に認定されていると、定期的(最短1ヶ月毎)に保険診療内でのメンテナンスを行うことができます。今まで口腔内リスクが高い患者さんに関して定期的に保険診療を行うことができましたが最短3ヶ月になります。リスクが高い患者さんだと3ヶ月間空くことによってリスク管理が難しく改善傾向になることが厳しくなります。

しかし、”かかりつけ歯科医機能強化診療所”に認められていると1ヶ月毎の保険診療内の対応が可能になります。そのため当院では、口腔内疾患リスクが高い患者さんにも短いスパンでのメンテナンスを保険診療内で対応することができます。

予防歯科・メンテナンス治療

予防歯科

多くの日本人はお口のトラブルが生じた際に歯科医院に行くのが常識になっています。しかし、お口の健康を維持し口腔内疾患(むし歯や歯周病)を未然に防ぐ予防歯科治療(メンテナンス治療)が重要です。
歯を失う原因の大きい割合として、むし歯や歯周病が挙げられます。これらを予防すれば歯を失うリスクを大幅に軽減できます。
全身の健康維持とともに、予防歯科を実践して生涯ご自分の歯でおいしく食事ができるように当院では定期的な受診をおすすめしています。

予防歯科治療(メインテナンス治療)の成功はご自宅でご自身で行うセルフケアと歯科医院で主に歯科衛生士が専門的な機器を使用して行うプロフェッショナルケアの両立が重要です。

セルフケアとプロフェッショナルケアの両立

セルフケア

日常的にご自宅で自分自身で行う口腔衛生ケアのことです。
当院では適切なセルフケアを行うために歯科衛生士よりアドバイスをさせていただきます。

1正しい歯磨きの方法の説明
歯ブラシを正しい角度で歯と歯肉に当てる指導だけだなく、歯と歯肉の境目や歯の裏側など、歯ブラシが届きにくい部分の磨き方も指導します。
2歯ブラシの選び方
歯ブラシの毛先の硬さや大きさ、形状などについてアドバイスを受けることができます。自分に合った歯ブラシを選ぶことで、効果的な歯磨きができます。
3歯磨き粉の使用方法
歯磨き粉の適量や使用方法について指導します。
4歯間清掃の方法
歯ブラシだけでは届きにくい歯と歯の間の清掃方法についてフロスや歯間ブラシの使用方法を指導します。

プロフェッショナルケア

歯科医院にて歯科衛生士が主導となり専門的な機器を使用して、セルフケアでは対応できない細かい歯垢、歯石を徹底的に除去する治療です。

手順は以下の通りです。

1スケーリング(歯石除去)
歯科衛生士のスケーリングは、歯の表面や歯と歯茎の境目に付着した歯石やプラークを取り除くプロフェッショナルなクリーニングのことを指します。スケーリングは特殊な歯科用器具を使用して行われ、歯の表面や歯と歯茎の間に溜まった歯石やプラークを削り取ります。 歯石は、歯垢(プラーク)が長時間口腔内に残留し、鉱化してできる固い物質です。歯石は歯ブラシやフロスでは取り除くことが難しく、歯石が溜まると歯周病の原因となることがあります。スケーリングによって歯石を取り除くことで、歯周病のリスクを低減し、口腔内の健康を維持することができます。当院での歯科衛生士は専門的な知識と技術を持ち、患者の口腔内の状態を評価し、適切なスケーリングの方法を選択します。スケーリングは一般的に痛みを伴わず、麻酔を使用することはありません。しかし、歯茎が炎症している場合や歯石が重度に溜まっている場合には、一時的な違和感や歯茎の腫れが起こることがあります。
2PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)
歯の表面を滑らかにするために、専用のポリッシング剤を使用して歯を磨きます。これにより、歯の表面に付着したステイン(着色)やプラーク(歯垢)、バイオフィルムが取り除かれます。
ステインを除去することで審美的にも改善する可能性があります。
3エアフロー
当院では、スイスのEMS社製のエアフロープロフィアキシスマスターを完備しております。 この機器により、スケーリングはPMTCでは落ち切らないプラーク(歯垢)、ステイン(着色)だけでなく、歯面表面に微生物が形成したバイオフィルムを特殊な粉を強力に噴射することで除去することができます。
一般的なスケーリングやPMTCだけでは、このバイオフィルムを取り除くことは困難であり、バイオフィルムが留置したままだと、歯垢や歯石が再形成しやすい環境は変えることはできません。
4フッ素塗布
1〜3の手順の最後に歯の表面を保護するために、フッ素を塗布することがあります。フッ素は歯のエナメル質を強化し、虫歯の予防に役立ちます。 歯垢や歯石、バイオフィルムが残っているとフッ素が歯の表面に染み込まず、効果を発揮しない可能性があります。

小児の予防歯科

乳歯(子供の歯)は永久歯(大人の歯)よりも強度が弱く、むし歯や歯肉炎を発症しやすいです。また、幼若永久歯(生え始めの永久歯)もむし歯になりやすく汚れを貯めないことが非常に大切です。

乳歯が大きいむし歯になると後に生えてくる永久歯に影響が生じる可能性があるため小児の予防処置は非常に重要です。

1スケーリング
大人同様小児にも歯石は溜まります、これが原因で歯肉炎を発症する原因になるので歯石除去は必須です。
2PMTC
スケーリング後は、歯垢を落とすためPMTCを行います。
3フッ素塗布
永久歯よりも乳歯の方がフッ素の浸透率は高いと報告されています。
定期的なフッ素塗布は非常に有効です。
4シーラント治療
乳歯は永久歯より歯の溝が深く、一度溝に汚れが入るとなかなか除去が難しいです。そのため、汚れが残留するとむし歯の原因になってしまいます。
そこで、深い溝にプラスチック製の材料を流し込み硬化させ深い溝を埋めることで汚れが残留しにくい歯を形成でき、むし歯予防に繋がります。
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