こんにちは。伊勢原の歯医者　越光歯科医院の越光です。

今回は歯医者における予防歯科の重要性についてご説明いたします。

予防歯科とは予防歯科は、口腔内疾患や歯周病などの歯科疾患を予防し、口腔内の健康を維持するための歯科分野です。具体的には、歯垢や歯石の除去、適切な歯磨き指導、フッ素塗布、歯科検診などの予防措置を行い、歯や歯ぐきの健康を維持することを目的としています。予防歯科は、歯科医師や歯科衛生士が患者に対して行う教育や指導を通じて、口腔内の健康を促進することを重点としています。

予防歯科の主な目的は以下の通りです：

1. 歯科疾患の予防：予防歯科は、虫歯や歯周病などの歯科疾患を予防することを目的としています。適切な歯磨きやフロスの使用、定期的な歯科検診などを通じて、歯や歯ぐきの健康を保ち、疾患の発症を防ぎます。

2. 口腔内の健康維持：口腔内の健康は全身の健康と密接に関連しており、予防歯科によって口腔内の健康を維持することで、全身の健康にも良い影響を与えることが期待されます。

3. 健康的な生活習慣の啓発：予防歯科では、適切な歯磨きや栄養指導などを通じて、患者が健康的な生活習慣を身につけることを支援します。健康な食事や適切な口腔ケアの重要性を啓発し、口腔内の健康を維持するための取り組みを促します。

予防歯科は、歯科疾患の予防だけでなく、口腔内全体の健康を促進し、患者が健康で美しい笑顔を保つための重要な取り組みです。定期的な歯科検診や適切な予防措置を行うことで、口腔内の健康を維持し、より良い生活を送ることができます。

しかし日本には予防歯科の概念がまだ普及できていません。そのため日本と海外の予防歯科のギャップが存在します。文化や歯科医療の制度によって異なる場合がありますが以下に、日本と海外の予防歯科の一般的な違いをいくつか挙げてみます：

1. 歯科医療の制度：日本では国民皆保険制度があり、歯科医療も保険が適用されるため、比較的手軽に歯科治療を受けることができます。一方、一部の海外では歯科治療が高額であり、予防歯科を重視して自己負担を減らすための取り組みが行われています。

2. 教育と啓発活動：海外では歯科予防の重要性を広く啓発する取り組みが盛んであり、学校や地域での啓発活動が積極的に行われています。日本でも最近では歯科予防の啓発が進んでいますが、海外に比べるとまだまだ改善の余地があると言えます。

3. 予防歯科のアプローチ：海外では予防歯科に重点を置いた歯科医療が一般的であり、定期的な歯科検診やクリーニング、フッ素処置などが一般的です。日本でも予防歯科の重要性が認識されつつあり、歯科医療機関での予防プログラムが充実してきています。

4. 抜歯の考え方：海外では親知らずの抜歯を予防的に行うことが一般的な場合があります。一方、日本では必要最小限の治療を重視する傾向があり、親知らずの抜歯は症状が出た場合や予防的な理由で行われることが多いです。

これらは一般的な違いであり、個々の国や地域によって異なる場合があります。歯科医療の進化や啓発活動の効果などによって、日本と海外の予防歯科の違いも変化していく可能性があります。

このように予防歯科に重視している海外と比べると日本は少し遅れているかもしれません。

伊勢原の歯医者　越光歯科医院ではこの予防歯科の重要性を患者様に説明し意識から変えれるよう精進しています。

また、予防歯科に関しては、歯科医院で歯科衛生士が行うケア（プロフェッショナルケア）はもちろんのこと、ご自宅での患者様ごとのケア（セルフケア）の両立が非常に重要です。

ご自宅で日常的に行うセルフケアの使用する歯ブラシ、歯間ブラシに関してもお話させて頂きます。

何かご不明点などありましたら、ご相談ください。

予防歯科

 

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