伊勢原の歯医者 越光歯科医院のブリッジ治療について
- 2025年1月29日
- 補綴治療
こんにちは。伊勢原の歯医者 越光歯科医院の越光です。
今回は越光歯科医院で行うブリッジ治療についてご連絡させて頂きます。
https://koshimitsu-dc.com/menu/入れ歯・ブリッジ治療/
そもそもブリッジ治療とは?
ブリッジ治療は、歯を失った部位を補うために用いられる歯科治療の一つで、周囲の歯を支えとして人工の歯(ブリッジ)を作成し、失った歯の機能や見た目を回復します。ブリッジは、入れ歯やインプラントと並ぶ選択肢の一つであり、特に欠損した歯が隣接する健康な歯がある場合に適用されることが多いです。この記事では、ブリッジ治療のメリット・デメリット、作製方法、材質の種類について詳しく解説します。
ブリッジ治療のメリット
1. 自然な見た目 ブリッジは、周囲の歯と色や形状を合わせて作られるため、非常に自然な見た目を持ちます。美しさを重視する患者さんにとって、優れた選択肢となります。
2. 噛む力の回復 ブリッジを装着することで、失った歯の機能を回復できるため、食事をする際の不便さを軽減します。噛む力を回復することで、食事の質も向上します。
3. 周囲の歯の保護 ブリッジを装着することで、隣接する歯が動くことを防ぎ、歯並びや噛み合わせの問題を未然に防ぐことができます。また、歯が失われた部位の骨の吸収を防ぐ効果も期待されます。
4. 治療期間が比較的短い ブリッジ治療は、インプラントに比べて治療期間が短く、数回の通院で完了することが多いです。すぐに機能的な歯を得ることができる点が魅力です。
5. メンテナンスが容易 ブリッジは、特別な手入れが必要なく、通常の歯ブラシやデンタルフロスでのケアが可能です。日常的な口腔ケアを行うことで、長期間にわたり使用することができます。
ブリッジ治療のデメリット
1. 隣接歯の削除 ブリッジを作るためには、隣接する健康な歯を削る必要があります。このため、隣接歯に対して負担をかけることになります。
2. 骨の吸収 ブリッジは、失った歯の根を補うものではないため、長期間使用していると、欠損部分の顎の骨が吸収される可能性があります。これにより、将来的にインプラント治療が難しくなることもあります。
3. 耐久性の限界 ブリッジは、使用する材料や設計によって耐久性が異なりますが、一般的に10年程度の寿命が期待されます。経年劣化や破損の可能性を考慮する必要があります。
4. 歯周病のリスク ブリッジ周辺の歯や組織が適切にケアされていない場合、歯周病のリスクが高まります。特にブリッジの下に食べ物が詰まりやすいため、注意が必要です。
5. 費用がかかる ブリッジ治療は、保険適用の範囲や使用する材料によって費用が異なるため、事前に確認しておくことが重要です。
ブリッジの作製方法 ブリッジ治療は、以下のようなステップで行われます。
1. 診察と診断 まず、歯科医が口腔内を診察し、欠損している歯の位置や周囲の歯の状態を確認します。必要に応じてレントゲン撮影を行い、治療計画を立てます。
2. 型取り 治療が決定したら、欠損部位と隣接する歯の型を取ります。型取りは、ブリッジの精密な適合を確保するために重要なステップです。
3. 歯の準備 隣接する歯を削り、ブリッジを支えるための土台を作ります。この際、削る量は最小限に抑えることが求められます。
4. 仮歯の装着 本物のブリッジが完成するまでの間、仮歯を装着します。これにより、見た目や噛み合わせを一時的に補完します。
5. ブリッジの製作 型取りと歯の準備が完了したら、技工士がブリッジを製作します。使用する材料によって、ブリッジの強度や見た目が異なります。
6. ブリッジの装着 完成したブリッジを患者の口腔内に装着し、噛み合わせや位置を確認して調整します。最後に、固定剤を用いてしっかりと装着します。
ブリッジの材質の種類 ブリッジにはさまざまな材質が使用されます。
主な材質の種類は以下の通りです。
1. メタル(金属) 金属製のブリッジは、強度が高く耐久性に優れています。一般的には、金合金やステンレススチールが使用されます。しかし、金属は見た目が不自然になることがあるため、特に前歯の場合には不向きです。
2. セラミック セラミック製のブリッジは、自然な見た目を持ち、審美性に優れています。前歯や見える部分に適しており、金属アレルギーのリスクもありません。ただし、セラミックは金属に比べて脆い場合があるため、奥歯には注意が必要です。
3. ジルコニア ジルコニアは、非常に強度が高く、美しい見た目を持つ材料です。特に奥歯のブリッジに適しており、金属アレルギーのリスクがないため、幅広い患者に使用されています。
まとめ ブリッジ治療は、失った歯を補うための効果的な方法ですが、メリットとデメリットが存在します。自然な見た目や噛む力の回復などの利点がある一方で、隣接歯の削除や骨の吸収のリスクなども考慮する必要があります。治療を受ける際には、歯科医と十分に相談し、自分に合った選択肢を選ぶことが大切です。また、ブリッジの材質によっても見た目や耐久性が異なるため、個々のニーズに応じた材料選びが重要です。適切なメンテナンスを行うことで、長期間にわたって快適に使用できるブリッジを手に入れましょう。
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