矯正治療
矯正治療
矯正歯科は、主に歯列の不正を改善するための歯科治療の一分野です。歯並びや咬み合わせの問題は、見た目な問題だけでなく、機能面にも影響を与えることがあります。矯正歯科は、これらの問題を解決し、患者様の口腔健康と生活の質を向上させることを目指しています。 矯正歯科の治療は、歯の移動を通じて歯列や咬み合わせを改善することに焦点を当てています。歯を正しい位置に移動させることで、咬み合わせの不調や歯の機能的な問題を解決し、美しい笑顔を実現することができます。
矯正歯科の治療期間は、個人の状態によって異なりますが、通常は数ヶ月から数年かかることがあります。治療後は、リテーナー(保定)装置を使用して、歯の移動を安定させるためのケアが必要です。 伊勢原の歯科・歯医者 越光歯科医院の矯正歯科の治療は、矯正歯科専門医によって行われます。専門的な知識と経験を持つ医師が、患者の個別の状態を評価し、最適な治療計画を立てます。矯正歯科の治療は、患者の口腔健康と美しい笑顔を実現するための重要な手段です。
八重歯、叢生
八重歯(やえば)、叢生(そうせい)とは、歯が正常な位置とは異なる方向に生えてしまう状態を指します。通常、歯は正しい位置や方向に生えるようにプログラムされていますが、顎のサイズが平均よりも小さい場合や歯の大きさが平均よりも大きい場合、歯が正しい列に並ばず、歯列の形成や咬み合わせに問題を引き起こす状態です。例えば、歯が重なって生えたり、隙間ができてしまう状態です。
上顎前突(じょうがくぜんとつ)
上顎前突(じょうがくぜんとつ)は、上顎(上あご)が前方に突き出ている状態を指します。通常、上顎は下顎(下あご)よりも内側に収まっているため、上顎前突は咬み合わせや顔のバランスに影響を与えることがあります。 上顎前突の原因は、さまざまな要素によって引き起こされることがあります。一般的な原因としては、上顎骨の成長不良、下顎骨の成長過剰、歯列の不正、舌の位置や機能の問題などが挙げられます。遺伝的な要因もあります。
下顎前突(かがくぜんとつ)
下顎前突(かがくぜんとつ)は、下顎(下あご)が前方に突き出ている受け口の状態を示します。 下顎前突の場合には、歯の噛み合わせが反対になることから“反対咬合”と表現されることもあります。下顎前突の原因は、さまざまな要素によって引き起こされることがあります。一般的な原因としては、上顎骨の成長過剰、下顎骨の成長不良、歯列の不正や機能の問題などが挙げられます。遺伝的な要因もあります。
開咬(かいこう)
開咬(かいこう)とは、咬み合わせの際に上下の歯が正しく接触せず、口が開いた状態が続くことを指します。一般的には、上下の歯が正しく噛み合わせられず、口が開いたままであることを指します。 開口の原因として、顎の骨の成長の問題や歯の噛み合わせの異常、筋肉のバランスの問題などが考えられます。また、口呼吸や舌の位置の問題なども不正咬合の開口を引き起こす原因となることがあります。 開口は、見た目の問題だけでなく、咬合の機能にも影響を与えることがあります。例えば、食べ物を噛むことが難しくなったり、発音に問題が生じたりすることがあります。
空隙歯列(くうげきしれつ)
空隙歯列(くうげきしれつ)とは、歯列に隙間(空隙)が生じている状態を指します。つまり、歯と歯の間に隙間がある状態です。 空隙歯列の原因として歯の大きさと顎の大きさの不一致、歯の欠損、歯の異所萌出などの問題などが考えられます。また、舌や唇の筋肉のバランスの問題や、口腔環境の影響も関与することがあります。隙間があるために食べ物が詰まりやすくなったり、発音が不明瞭になったりすることがあります。
矯正歯科の材料は機器の進化が著しく、より負担が少なく矯正治療を行うことができるようになりました。当院では、矯正治療開始前にカウンセリングを行い治療期間、治療方法、費用などの説明をしてから開始していきます。
また、治療方法を確定する際には、歯型を取り模型上で歯の大きさや顎の大きさの分析、レントゲン写真を撮影し顎の状態を把握した上で治療を開始していきます。
また、最先端の治療を伊勢原でも提供できるよう東京医科歯科大学咬合機能矯正学分野より専門医に来て頂き、都内大学病院のクオリティーをそのまま再現するようにしています。
成人矯正治療に関しては以下の選択肢があります。
ワイヤー矯正
ワイヤー矯正は、歯に装着するブラケットとワイヤーを使用して歯並びや噛み合わせの問題を改善する治療法です。
基本的に全部の症例に対して対応することが可能です。固定式なので患者様での取り外しはできません。ブラケットやワイヤーが少し目立つことがデメリットですが、当院では、※透明なブラケットタイプもあり、見た目を気にすることなく治療を受けることができます。 ※通常料金と金額が異なります
マウスピース矯正
マウスピース矯正は、プラスチック製のマウスピースを使用して歯並びや噛み合わせの問題を改善する治療法です。ステップごとに形の異なるマウスピースを用意して調整していきます。マウスピースなのでご自身での取り外しが可能です。
※マウスピース矯正は症例が限られ、全ての患者様が治療可能とは限りません。正確な治療計画の立案が必要で、適応する症例に対して行います。
小児矯正は、子供の歯並びや噛み合わせの問題を改善するための治療方法です。時期としては、6~12歳に行う一期治療(初期治療)と全てが永久歯に生え揃った時に行う二期治療です。子供の歯並びや噛み合わせの問題は、成長期に治療を行うことで効果的に改善することができます。小児矯正は、将来の口腔の健康と美しさを向上させることを目的としています。 乳歯の頃から矯正治療を行うことで、将来的に永久歯を抜歯せずに綺麗に並ぶこともあります。
小児矯正の種類は以下の通りです。
保定装置と呼ばれる後戻り防止の装置を使用します。
基本的には、矯正治療を行っていた期間分、保定装置を使用します。
(例:矯正治療に2年かかった→保定期間2年間)
取り外し式のマウスピース型の装置や目立たないように前歯部舌側だけワイヤーで固定するやり方があります。
矯正治療中はブラケット、ワイヤーなどの装置が取り付けられている状況のため、ご自身でのセルフケアが難しくなり、汚れ(歯垢など)がたまりやすい環境になり、取り除きが困難になります。そのため伊勢原の歯医者 越光歯科医院では、その方に応じたブラッシング指導と定期的なメンテナンスをしております。矯正治療により正しい噛み合わせや見た目になったが、清掃不良により、むし歯になってしまっては本末転倒なので定期的なメンテナンス通院にはご協力をお願いします。
はじめまして、越光歯科医院院長の越光義明と申します。
私は、生まれ育った伊勢原でこの歯科医院を1982年に開業し日々様々な方々の診療に携わってまいりました。
同じ時期に開業した仲間や大学の同期は次々に自身の歯科医院を閉院していますが、私は患者様に恵まれ息子と二人三脚でまだ現役として歯科診療を続けることができています。
開業し早40年を越え、様々な経験をさせていただきました。
全身疾患をお持ちの患者様、歯科治療が苦手な歯科恐怖症の患者様など様々な症例を対応、また患者様とのコミュニケーションを構築することによりこの経験を財産にできました。
この財産を皆様に少しでも還元できたらと思っています。
大学病院で働いていた息子を迎え入れ、大学病院レベルの最先端の治療などを提供できる環境にも対応でき嬉しく思います。