治療前の資料取り

CTを撮影、歯型を取り顎骨の状態や、粘膜の状態を把握します。

3Dソフトを参考にシュミレーション

CTデータをインプラントシュミレーションソフトに組み込み、インプラントの方向や大きさを確定します。また、インプラント埋め込み後の歯のサイズ、形なども技工士と連携し作製します。

検査結果を参考にご説明

①②で得られた資料、情報、シュミレーション結果を元に作成した治療計画を患者様に説明します。この際に実際にかかる期間、金額、注意事項なども再度説明させていただきます。また、ご希望などがあれば遠慮なさらずご相談ください。

歯科サージカルガイドの作製（Xguideの場合には省力します）

①②の資料、情報をデータ化し3Dプリンターを駆使し、歯科サージカルガイドを作製します。
歯科サージカルガイドとは穴の空いているマウスピースのような装置で埋め込み手術の際に使用します。これを使用することで、シュミレーションした位置にインプラントを埋め込むことができます。

インプラント埋入手術

インプラントを埋め込む手術です。
平均で1本あたり1〜1.5時間かかります。
埋め込む部位の骨が不足している場合などには、人工骨を使用するケースもあります。
麻酔を併用するため、処置中にお痛みはございません。
※処置後2、3日は腫れ痛みが生じる可能性があります。

インプラント体と骨の結合待機

インプラント体と骨が結合（オッセオインテグレーション）するまで待機します。
平均で3〜6ヶ月待ちます。人工骨を使用した際には少し長く待ちます。

二次手術（二回法の時のみ必要）

歯肉に麻酔を奏功させ、切開した後に埋め込んだインプラントに部品を取り付け縫合します。処置時間1本あたりは約30分です。
縫合後は1〜2週間歯肉の回復を待ちます。

仮歯の作製

仮歯を作製し、調整後インプラントに装着します。
仮歯を入れることで形や、高さ、噛み合わせの確認ができ流だけでなく歯肉の調整も可能です。形や大きさなどでご希望がありましたらここの段階でお話しください。

被せ物の装着

仮歯での違和感がないことを確認し、最終的な型取りを再度行います。
その後、技工士が最終的な被せ物を作製し、装着して一連の流れが終了します。

メンテナンス

患者様ごとに適切な清掃方法をご説明します。インプラント長期予後には正確なメンテナンスが重要であり周囲の歯と同じように定期的なメンテナンスが必要です。歯科医師、歯科衛生士の指示に従い、適切なケアを行うことが重要です。

メンテナンス時に以下の項目を行います。

• 定期的なレントゲン撮影での確認
• インプラント周囲のポケット検査
• 専門の器具機材（エアフローなど）でインプラント周囲のクリーニング